県道高知東インター線は、現在建設中である高知東部自動車道(高知南国道路)の高知東IC(仮称)と周辺の幹線道路との連結を目的とした新設道路で、平成22年2月に国道55号~県道田村高須線を結ぶ区間が供用されました。
弊社は、当該路線の道路予備設計、道路実施設計、交差点設計、構造物設計のほか、道路標識や照明などの道路付属構造物の設計を行いました。計画地は国道195号と同様に平成10年の高知豪雨による浸水被害を受けており、避溢ボックスなどによる排水対策の強化を行いました。また,交通量の多い国道32・55号との交差点設計では、国道の交通への影響に配慮した交差点解析や施工計画を行うとともに,信号機の移設計画、情報ボックス移設計画、道路標識の計画も行いました。道路標識の支柱は、国道部の拡幅で撤去した支柱を移設し、コスト縮減を図りました。