落石の運動機構の解明に関する研究

開発期間 2003年11月~2004年1月
発注者 国土交通省四国地方整備局四国技術事務所
開発担当 右城 猛,楠本 雅博,篠原 昌二,大西 一賢,田中 宏和,齋藤 啓太,大和田 菊代
目 的 落石の運動形態,速度,跳躍量,等価摩擦係数等を測定。

 

特徴
1.  高さ40m,傾斜角35~45度の自然斜面で実験。
2.  落下させた供試体は,コンクリート製の立方体 (0.52t),コンクリート製の球体(0.2t),自然石(質量0.12~2.06t)
3.  コンクリート製の供試体内部には,三軸の加速度センサーとデータロガーを埋設。
4.  ビデオカメラによるステレオ撮影を行い,落石の運動中の座標値を測定。
5.  学識経験者より構成された技術検討委員会(委員長は愛媛大学の矢田部龍一教授)で研究の妥当正当を評価。

 

1)右城猛,楠本雅博,篠原昌二,木下賢司:落石の運動機構に関する実験的研究,土木学会論文集F Vol.62 NO.2, 377-386, 2006.6

 

落石の運動機構に関する実験的研究
土木学会論文集F,Vol.62No.2,2006.6
Rock-Fall-Movement.pdf(1.0 MB)

AN EXPERIMENTAL STUDY RELATED TO ROCK FALL
Ehime.pdf(595.3 KB)