11月5日は国連総会で制定された「世界津波の日」である。その日に高知市仁井田の高知新港をメイン会場にした防災総合訓練が開催された。この訓練は国土交通省が主催者となり、自衛隊、警察、消防をはじめとした94機関の協力により開催され、石井啓一国土交通大臣も参加された非常に大規模な防災総合訓練である。
弊社は、建設コンサルタンツ協会の一員として「ドローンによる情報収集訓練」とその展示をさせていただいた。情報収集訓練は、空間情報課長の酒井、以下3名が実際にドローンを飛行させ訓練に参加した。また、石井国土交通大臣が我々のブースへ立ち寄った際には、設計部長の西川がドローンの説明をさせていただいた。さらに種崎のサテライト会場では、設計部次長の松本、以下7名が地元住民を含めた約1,300人の避難訓練に参加した。
今回の総合防災訓練は約3,000人が参加し、南海トラフ地震の際の各機関の動きを実践し、その内容を点検・確認していった。訓練に参加した弊社職員は、このような大規模な総合防災訓練に参加させていただき、「高知を守る」企業としての使命を再認識することができたと思う。