六本木にある国際文化会館で第1回ホワイト企業大賞表彰式・記念講演会があり、弊社からは右城社長と青木常務が参加しました。
ホワイト企業とは、「社員の幸せと働きがい、社会への貢献を大切にする経営をしている企業」です。まさに、第一コンサルタンツが目指している経営です。第1回目の大賞は、未来工業株式会社とネッツトヨタ南国株式会社が受賞されました。
未来工業(昭和40年創業)は、「日本一社員を幸せにする」という経営理念の下に、「残業禁止」「定年は70歳」「年功序列」「売上目標、利益目標なし」「成果主義禁止、ノルマ禁止」「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)禁止」「指示・命令禁止」という信じがたい経営をされています。
ネッツトヨタ南国(昭和55年創業)は、創業以来一貫して「社員の幸せ」を追求し、平成14年に「日本経営品質賞」を受賞しています。また、全国のトヨタ販売会社(約300社)の中で調査開始以来11年連続「顧客満足度ナンバー1」を誇っています。
このような夢のような経営をしつつ、未来工業は売上高352億円、経常利益52億円(利益率業界一)、ネッツトヨタ南国は売上高50億円という素晴らしい業績を上げています。両社から経営の極意をつかみたいというのが参加の動機でした。
講演会の後の懇親会で、未来工業の山田雅裕社長、ネッツトヨタ南国の伊藤俊人取締役から、酒が入らなければ喋ってもらえない本音の話を聞くことができました。また、ホワイト企業大賞の企画委員である(株)エミネクロス社長でスポーツドクターの辻秀一先生からは、「アスリートは人一倍訓練し、社員は人一倍働かなければ優れた結果を出すことができないのは当然のこと。要は、それを苦に感じるのではなく機嫌良くできるようにすることである」という貴重なアドバイスをいただきました。