弊社では人材育成、社員教育に力を入れています。「社員の成長なくして企業の成長なし」と考えているからです。その一環として、愛媛大学の社会基盤メンテナンスエキスパート(ME)養成講座に毎年、若手社員一人を送り込んでいます。今年は、調査部インフラ調査課の公文海斗が受講生として参加しました。
弊社の右城社長は、愛媛大学ME養成講座で、「擁壁の設計と維持管理」(2コマ)、「落石、擁壁の点検と診断・補修」(2コマ)を担当しています。
9月16日(金)に「令和4年度 社内研究発表会」を開催しました。
今年度も聴講者分散のためのサテライト室の設置、遠方の方はリモートで参加して頂くなど、新型コロナ対策を徹底して開催しました。
今年は16名の発表者が業務と並行して論文、PPTの作成、発表の練習に励んでいました。発表者だけではなく同僚、上司の方々も協力し、各部署の一体感も感じることができました。
練習の成果もあり、数年前とは比べものにならないほど発表のレベルは上がっています。今年度の発表も皆すばらしく、どの発表も甲乙つけがたいほどでした。
今年度から優秀発表賞に加え、論文賞も設けたことで、みなさん例年以上に力を入れて論文を作成していました。
今回の特別講演は、お二人の先生にお願いしました。まず最初に当社の技術顧問で東京大学名誉教授の國島正彦先生にご講演頂きました。「成長に大事なこと」と題して、若い社員が成長していくために大事なことをお話して頂きました。内容、話し方など大変参考になりました。
次に、中小企業診断士の佃仁先生にご講演頂きました。「DX時代のIT利活用」と題して、ITを活用した業務改善や自動化ツールの紹介、デジタル化に向けて取り組むべきことなど、業務の効率化が必須の我が社にとって大変重要なお話をいただきました。
國島先生、佃先生、お忙しい中大変貴重なご講演をありがとうございました。
例年どおり上野技術顧問による講評をいただいた後、表彰式を行いました。
今年度の最優秀発表賞は、インフラ調査課の西村修課長です。スライドも見やすく、落ち着きのある発表で貫禄の1位でした。
一方で、最初の論文賞は最年少の岡添巧弥くんでした。上司も協力し、内容、文章を何度も何度も書き直しながら作成していました。最年少の岡添くんが賞を取ったことで、来年はみなさんかなり力を入れて作成してくれると思います。
今年もコロナ禍での開催となったものの、無事に発表会を終えることができました。
来年こそは、コロナに翻弄されず、全員参加の発表会ができることを願っています。
発表者の皆様、ご協力頂いた関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。