高知商工会会館において、平成26年度経営方針発表会を開催しました。
第一コンサルタンツでは、平成20年度より毎年7月に経営方針発表会を実施しています。第7回目となる今回は、外部のお二人に特別講演をしていただきました。
関西学院大学丸ノ内講座で「ファイナンシャルリテラシートレーニング」の講義を担当しておられる松田太一先生。演題は、「財務面から見た優良企業とは」。JALが経営破綻した第59期と再生した後の第64期の貸借対照表を用いて、貸借対照表の見方を実に分かり易く解説していただきました。
もう一人は、元NHK技術研究所の所長で、ハイビジョンTVに使用されている超感度ハープ撮像管を発明された谷岡健吉博士。演題は、「超感度ハープ撮像管発明と今思うこと」。「高卒であるが故に、さげすみを感じるような言葉を受けながら、幾多の困難な目にあったにも関わらずそれらをばねにして自分の研究を愚直に貫いた。その結果、奇跡的にハープを発見出来た」「劣等感に起因した強迫観念的ともいえるような状態が研究の原動力となり、セレンディピティを高めてくれた」と言う体験談には鳥肌が立つ思いがしました。
◆第一部では、人事発令・辞令交付、資格取得者の報告、社員持株会への配当金支払いなどが行われました。
経営方針の唱和
開会の挨拶をする右城社長
◆第二部では、右城社長による経営方針の発表の後、7部署より各部の運営方針の発表、5つの委員会より活動報告がありました。
経営方針を説明する右城社長
説明を聞く社員
◆第三部では、外部のお二人に特別講演をいただきました。
松田太一先生の講演「財務面から見た優良企業とは」
谷岡健吉博士の講演「超高感度ハープ撮像管発明秘話」