創立50周年記念式典挨拶(2013/11/29)

第一コンサルタンツ第6代目社長をしています右城でございます。本日は大変お忙しい中、創立50周年記念式典にご臨席いただき、誠にありがとうございます。厚く御礼申し上げます。

第一コンサルタンツは昭和38年11月29日、50年前の今日、矢野利男様によって創業されました。日本初の高速道路、名神高速道路が開通した年でございます。半年後には,「建設コンサルタント登録規定」が告示されました。これを契機に全国各地に建設コンサルタントが誕生しました。まさに,コンサルタントの黎明期と言える時代でした。

現在は、社員数100名の総合建設コンサルタントとなり、国土交通省、高知県をはじめ多くの皆様から高い評価をいただいています。

これまでの50年間を振り返りますと、仕事が少なくて経営がとても厳しい時期がありました。そうかと思うと、仕事が多くて社員だけでは処理しきれないときもありました。実力以上に難しい仕事をしなければならないときもありました。ミスやトラブルが次々と発生し、絶体絶命のピンチに追いやられたこともありました。そのようなとき、力になり、助けてくれたのが、ここにお集まりいただいている皆様方でした。

社員の皆様には、仕事が多いときは夜中まで残業をしていただき、仕事が少ないときにはボーナスを我慢していただきました。そのような社員を支えてくれたのは家族の方々でした。

今日,このように創立50周年を盛大に祝うことができますのは、ひとえに皆様方のお陰でございます。本当にありがとうございました。

私たちは、50周年の節目を次の100周年に向けての新たなスタートと考えています。その記念として社旗を制作しました。皆様の正面に、国旗と並べて掲示しています。

「社員が一丸となって、日本一のコンサルタントを目指そう。その旗印にしよう」という強い決意を込めて制作しました。

100周年を迎えるまでに高知県は南海地震に襲われ、大きな被害を受けることが予測されています。震災後には、第一コンサルタンツが真っ先に現場に駆けつけ、震災復興に当たらなければなりません。

ところが現在の会社は、3mの津波浸水区域にあります。オープニングのスライドショーで新社屋のイメージパース紹介させていただきましたが、2年以内には安全な場所に社屋を移転させる計画です。そして、防災拠点となる設備を整えたいと考えています。

第一コンサルタンツには、土木技術によって郷土を守るという大きな使命があります。この使命を果たす上で最も大切なのは人材です。優れた人材の確保と人材育成に対しましては、四国内の各大学、そして高知高専、高知工業高校の先生方に多大なお力添えをいただいております。心より感謝申し上げます。

今日、皆様方にお集まりいただき、つくづくと感じることがあります。第一コンサルタンツは、大きな宝に恵まれているということです。

1つは、優秀な社員という宝です。わが社の社員は誰もが熱い情熱を持ち、そして謙虚で誠実です。2つ目は、信頼できる仲間という宝です。ここに集まっていただいている皆様方です。3つ目は、信用という宝です。先輩達がこれまでに築き上げてきた大きな信用です。

この3つの宝を大切にし、さらに大きく膨らませてゆかなくてはならないと考えています。

今日の式典は、4月から社内に実行委員会を立ち上げ、準備を進めて参りました。

このような式典は、私たちにとって初めての経験でございます。それに加えて、今年はこれまで経験したことがないほど仕事が多く、その処理に忙殺されていました。このため、ゆき届かない点もあろうかと思いますが、どうか今日は思いきり楽しんでいただきたいと思います。

私たちは、これからも郷土の発展と社業の発展のために、さらなる精進を重ねて参る所存でございます。何卒、これまで以上に皆様のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、心よりお願いを申し上げます。

最後になりましたが、ここにご列席いただきました皆様方に重ねて感謝申し上げまして、私の挨拶と致します。本日は誠にありがとうございました。

平成25年度技術研究発表会で論文発表 (2013/11/21・22)

 地盤工学会四国支部主催の平成25年度技術研究発表会が国民宿舎桂浜荘で開催されました。弊社からは、下記の5名が日頃の研究成果を発表しました。

・刈谷秋人:高知平野の地盤特性

・兵頭 学:地盤の安定問題に用いる土のせん断強度定数について

・嶋本英治:2011年東北地方太平洋沖地震で被災を受けた河川堤防の液状化シミュレーション

・奥村昌史:落石対策工の最適設計手法について

・山内佐恵:海岸段丘の急傾斜地が近接した地域における津波避難計画の策定

  

第13回高校生ものづくりコンテスト全国大会 (2013/11/16・17)

全国工業高等学校校長協会主催の「高校生ものづくりコンテスト全国大会」が四国であり、「測量部門」の審査協力をさせていただきました。
測量コンテストは高知工業高等学校を会場にして行われ、弊社の調査測量部矢田次長が審査員を務めました。

測量外業コンテストの風景
測量内業コンテストの風景

第13回高校生ものづくりコンテスト全国大会in四国

遊ぼうアジロ山自然体験&森の音楽祭(2013/11/17)

 弊社が加盟している一般社団法人建設コンサルタンツ協会四国支部高知県部会では、毎年、社会貢献活動の一環として高知市内の児童を対象にした自然体験イベントを開催しています。今年はアジロ山の自然と環境を守る会、高知大学の学生ボランティアなどの協力を得て、「遊ぼうアジロ山自然体験&森の音楽祭」を開催しました。

アジロ山での自然体験ははじめての企画でしたが、150名を超える親子に参加していただき大盛会でした。アジロの森散策、椎茸原木作り、森の音楽祭、巣箱作り、四万十町米豚の豚汁、四万十の鮎飯、どれも好評でした。

弊社からは、建設コンサルタンツ協会四国支部の副支部長で高知県部会長の右城と幹事の明坂が出席しました。

高知で活躍中のビスコッティによる森の音楽祭
親子で巣箱作り体験
建設コンサルタンツ協会の参加者とビスコッティの3人
ビスコッティのライブの合間に子ども達と集合写真

アジア地域地盤防災に関する国際シンポジウムに参加(2013/10/20~28)

 10月にヒマラヤ地すべり学会主催による『第11回 アジア地域地盤防災に関する国際シンポジウム』がネパールで開催され、弊社から設計2課 課長補佐の矢田と設計1課 主任の谷脇が地盤工学会四国支部愛媛県工学会に加わり参加しました。
矢田は、『Road Planning in Landslide Area』と題し、四国の地すべり指定地区における地すべり対策事例、観測結果の設計への反映、道路計画上の制約条件、橋梁設計の対策事例などを紹介した。谷脇は、『Tsunami evacuation plan and measurements for fishing villages』と題し、高知県における津波避難計画とその対策事例を紹介した。

詳細は、下記のレポートをご覧下さい。

ネパールの首相も出席
左から福井高専吉田先生、谷脇、金沢大学山岸氏、矢田
発表する矢田
発表する谷脇

00 ネパール報告書(矢田)

00 ネパール報告書(谷脇)

高知工業高等専門学校 創立50周年 記念行事への参加(2013/11/15)

 高知工業高等専門学校の創立50周年を記念して、平成25年11月15日(金)に、記念講演会ならびに記念式典が執り行われました。

記念講演会では、小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトマネージャーを務めた川口淳一郎氏が“「はやぶさ」ミッションの成功の秘訣”と題し、貴重な話を聴講してきました。

弊社からは、卒業生でもある取締役の明坂が参加しました。

詳細は、下記のレポートをご覧下さい。

記念講演会
記念式典

高知工業高等専門学校創立50周年記念行事への参加

西日本技術士研究・業績発表年次大会(2013/10/26)

表記の年次大会が高知会館であり,「地域存続に向けた相互扶助と技術士に期待されるもの」をテーマに10編の研究・業績発表がありました。高知県からは第一コンサルタンツの中村和弘技師長が,「南海地震の発生予測に関する研究」と題して発表しました。

研究発表をする中村和弘技師長
閉会の挨拶をする日本技術士会四国本部副本部長の右城社長

「技術スキルアップ講習会」への参加(2013/10/08)

 平成25年10月8日(火)、高知ぢばさんセンターで(一社)高知県測量設計業協会主催の第3回技術講習会「技術スキルアップ講習会(エクセル活用術)」が開催されました。

弊社の取締役設計二部長 楠本が講師を担当し、設計三課の橋口と設計二課 吉本の2名が受講し、個々のスキル向上を図りました。

  

中堅技術者による社長を囲む会 (2013/09/13)

 現在、会社の中核として業務を実施しており、次世代の会社を牽引していく課長補佐、係長による「右城社長を囲んでの勉強会」を行いました。

参加者は、「致知」という月刊誌の特集記事(心の持ち方)を事前に一読したうえで、「今年50周年を迎える当社が100年企業を目指すために何をしなければいけないのか!これからすべき行動と、将来に何を残して引き継ぐのか?」を議題とし、議論しました。

中堅社員12名が、「海鮮料理 海ぼうず」に集まり、各自議題にそった意見を持って、口頭によるプレゼンテーションをした上で閉店間際までの長時間、白熱した意見交換を行いました。

100年起業を目指す、言い換えれば今から50年後のためにどうしたら良いのかということで、「その時は今いるメンバーは生きていない」「想像もつかない」といった意見のある中、「今現在やるべきこと」「将来に向けてやるべきこと」等、前向きで活発な意見が交わされました。

社長からは、「今年は創業元年と考えて頑張って欲しい。皆創業者という気持ちで」「私たちの仕事は誇りを持ってやるべき仕事」「人材については積極的に確保していく」等の言葉をいただきました。

中堅技術者の様々な思いを聞くことができ非常に有意義な会となりました。

  

公共工事の品質確保講習会へ参加 (2013/08/20)

平成25年8月20日(火)、高知ぢばさんセンターにて(一社)高知県測量設計業協会主催の第2回技術講習会「公共工事の品質確保講習会」が開催されました。

◆講習内容

①設計委託業務において留意すべきこと

②道路ストック総点検について

③トンネル、土工構造物等の総点検について

④橋梁、歩道橋、標識・照明柱等の総点検について

 

各講師より公共事業に対する品質確保の要点の発表がありました。質疑応答では活発な意見交換があり有意義な講習会となりました。弊社からは、取締役設計一部長の西川と取締役設計二部長の楠本が講師として発表し、多くの社員が参加しました。全体では89名の参加者となりました。

右城猛氏の開会の挨拶
片岡英喜氏の講演①
本田浩一郎氏の講演②
西川徹氏の講演③
楠本雅博氏の講演④
濱田博人氏の閉会の挨拶