平成26年度新入社員研修 (2014/04/7~10)

◆4月16日

高知商工会議所が主催するコミュニケーションUP研修とデジ×アナ×ローカルと情報についての研修に参加しました。

 

◆4月10日

ぢばさんセンターにて、各課・各委員会の紹介と社内システム使用上の注意事項およびコンプライアンスについての研修を行いました。

 

研修風景

◆4月8,9日

高知商工会議所が主催するビジネスマナー研修に参加しました。

 

◆4月7日

サンピアセリーズにて、「社員の心構え」について研修しました。

研修風景
心構えについて説明する右城社長

 

 

平成26年度入社式 (2014/04/01)

今年も新たに11名の新入社員を迎えました。

高知城追手門前で記念撮影後、サンピアセリーズにおいて、入社式及び祝賀会を開催しました。入社式の様子は、こちらをご覧下さい。

  

サンピアセリーズにおいて、「平成26年度(株)第一コンサルタンツ入社式」を行いました。

右城社長と本年度の新入社員11名
開式にあたり、新入社員に歓迎の言葉と心構えを熱く語る右城社長

本年度は、新社会人9名を含む11名の新入社員を迎えることとなりました。

森下 憲治(もりした けんじ)さん

長岡技術科大学大学院修了。ゼネコン、建設コンサルの両方の経歴が有り平成4年~10年には明石海峡大橋建設工事にも施工管理で参加されています。平成19年からは三重県の建設コンサルタントにて地質関係や法面設計、橋梁の設計・補修設計等幅広い業務に携わってこられました。

資格は、技術士(土質及び基礎) RCCM(鋼構造及びコンクリート)

設計二部橋梁構造課に配属。

石川 幸作(いしかわ こうさく)さん

高知工業高等専門学校 建設システム工学科卒。弓道4段。

徳島県のプラント建設会社でプラント配管工事の現場施工管理をされていました。

資格は、1級管工事施工管理技士、2級土木施工管理技士

設計二部橋梁構造課に配属。

森下 昌裕(もりした まさひろ)さん

日本大学法学部法律学科卒。剣道三段。

営業部営業課に配属。

北村 暢章(きたむら のぶあき)さん

高知大学大学院総合人間自然科学研究科農学専攻修了。

大学での研究は「常時微動観測による堆積地盤の推定」南海地震の被害軽減のため避難路の健全性を調査されていました。中学時代3年間剣道部在籍。

設計一部地盤防災課に配属。

又川 嵩哉(またがわ たかや)さん

高知工業高等専門学校環境都市デザイン工学科卒。在学中よりコンサルタントの仕事に興味を持ち当社入社を特に熱望されました。得意科目は、設計・製図。空手初段、ストリートバスケットボール同好会副部長。

設計一部道路交通課に配属。

髙橋 祐也(たかはし ゆうや)さん

土佐情報経理専門学校 コンピュータ会計科卒。建設業界に縁があり、経理に精通しながら業界に貢献したいと当社に入社されました。高校時代から資格取得に力を入れられ、日本商工会議所主催簿記検定1級をはじめ、パソコンに関係する検定1級にも合格されています。

総務部総務課に配属。

千葉 辰政(ちば たつまさ)さん

高知情報ビジネス専門学校 情報システム科卒。野球を通じ、精神と肉体を鍛錬し、社会人になるための準備をされてきました。

設計二部空間情報課に配属。

岡村 和輝(おかむら かずき)さん

近畿測量専門学校 情報測量学科卒。宿毛工業から近畿測専へ。高知をこよなく愛し、地元貢献のために当社に入社されました。

調査測量部調査一課に配属。

吉田 直起(よしだ なおき)さん

高知県立高知工業高等学校 土木科卒。橋梁模型コンテスト出場。サッカー部出身。粘り強く探求する性格と真面目さで、当社の未来を担うと期待されています。

設計一部河川砂防課に配属。

小島 心平(おじま しんぺい)さん

高知県立高知工業高等学校 土木科卒。高校2年時、橋梁模型コンテスト準優勝・デザイン賞受賞。文芸部出身。

設計二部橋梁構造課に配属。

福留 誠(ふくどめ まこと)さん

高知県立高知工業高等学校 土木科卒。高知県高等学校技術競技大会において、水準測量では優秀賞、平板測量は最優秀賞。ものづくりコンテスト高知県大会測量部門準優勝。当社の調査測量部の次世代を担う中心的社員と期待されています。

調査測量部調査一課に配属。

多忙だった昨年度、皆懸命に働いてきましたが、その中でも特に優秀と認められた7名の方が表彰されました。

また、「新入社員に伝えたいこと」と題して座談会が行われ、先輩社員からの体験談やアドバイスなど貴重な話しを聞くことができました。

同じくサンピアセリーズにおいて、17時30分からは歓迎会を行いました。

  

  

  

今年も頑張るぞー!!

 

 

3.11黙祷(2014/3/11)

 人も家も車も何もかも津波が飲み込んだ、地獄の3.11大震災から丸3年が経ちました。

地震が起きた14時46分に社員全員で北東の方角を向き、震災の犠牲になられた御霊に対し1分間の黙祷を捧げました。

  

コンプライアンス委員会の開催(2014/2/19)

 平成26年2月19日(水)、本社南館2階会議場で、役員と部門長等8名の参加により、第1回コンプライアンス委員会を開催しました。

本年度に開催された4回の外部講習会の内容、他組織の事例等について委員長より説明があり、これらを基に検討された「コンプライアンスの取り組み(案)」が提示されました。基本方針として「法令を遵守するとともに企業倫理、社会規範を尊重する」が確認されるとともに、行動指針案について出席者で審議を行いました。

最後に今後のスケジュール確認をし閉会しました。

社内表彰(2014/2/3)

1月30日に開催された第14回高知県建設技術研究発表会(高知県建設技術公社主催)で最優秀賞を受賞した設計3課山内を社内表彰しました。表彰状・金一封が社長より手渡され、今後も期待すると言葉が掛けられました。

第14回高知県建設技術研究発表会にて最優秀賞を受賞(2014/1/30)

 平成26年1月30日に高知県建設技術公社主催の第14回高知県建設技術研究発表会が、高知市春野文化ホール「ピアステージ」で開催されました。弊社からは、設計2課田所と設計3課山内が以下の題目で発表しました。

田所の発表は、コンクリート床版橋の新旧の解析理論の相違点を整理し、今後の橋梁メンテナンスの方向性を示したものです。

山内の発表は、地域特性を考慮した津波避難計画策定業務の事例を流れや留意点を中心に紹介したものです。

本研究発表会では7編の発表がありましたが、なんと弊社の山内が最優秀賞をいただきました。山内の発表は、女性ならではの視点にたったきめ細やかな津波防災マップなど、地域住民の目線を大切にしたものと自負しています。

この受賞を機に、ますます地域住民の要望に適切に応えていけるようなコンサルティングを行っていきたいと考えています。

 

【弊社の発表題目】

田所:「コンクリート床版橋の解析理論と耐荷力」

山内:「海岸段丘の急傾斜地が近接した地域における津波避難計画の策定」

※山内の論文は設計3課 課長補佐の松本と共同論文です

  

  

現地研修会「地震と斜面災害」(2014/1/28)

 平成26年1月28日、四国地質調査業協会高知支部が主催した「地震と斜面災害」の現地研修会に参加しました。現地研修は、高知県高岡郡越知町鎌井田の斜面を対象に行われ、弊社からは設計三課の中村、西川、奥村が参加しました。

この斜面は、宝永地震(1707年)の時に、深層崩壊により仁淀川を河道閉塞してしまい、その天然ダムにより越知町周辺が湛水してしまったものです。この湛水被害による石碑が町内には点在しており、貴重な防災教訓として後世に伝えられているようです。

本研修は、70名を越す参加者が6班に分かれて現地調査を行い、深層崩壊の規模、発生要因・機構をディスカッションした後に、代表者が発表する形式でした。このディスカッションでは活発な意見交換が行われ、非常に有意義かつ楽しいものとなりました。

西川と奥村は、先日、紀伊半島の深層崩壊の現場も見てきており、深層崩壊に対する知識が少し向上したかと思います。

深層崩壊が発生した斜面の全景
仁淀川にできた天然ダムの形跡
現地での説明会の状況
活発なディスカッションの状況

紀伊半島で発生した深層崩壊の現地視察(2014/1/22-23)

 平成23年9月の台風12号により紀伊半島で大規模な深層崩壊とそれに伴う河道閉塞が発生しました。国土交通省では紀伊山地砂防事務所を設置し、天然ダムの決壊など二次災害の危険のある箇所について緊急的な砂防事業を実施しているところです。

今回、紀伊山地砂防事務所のご厚意により、五條市から十津川村に位置する3箇所の深層崩壊の現場を視察する機会をいただきました。参加したのは高知県の地質技術者を主体とした14名で、弊社からは設計3課の西川と奥村が参加させていただきました。

視察した斜面のうち、最も大規模な深層崩壊が発生した赤谷地区は、その崩壊規模が幅460m、高さ600m、崩壊土量940万m3であり、現地で見たその崩壊斜面は想像を絶する規模でした。これまで緊急対策として天然ダム決壊を防止するために仮排水路を施工するが、何度もその後の豪雨により破壊され、その対策にかなりの苦労をされていました。

最終的な対策工は、河道部が基幹堰堤工、床固工、排水路工、崩壊斜面が排土整形+緑化工を主体とされていました。

高知県は、紀伊半島と同様の地形地質と気象条件を有しているとともに、南海トラフ巨大地震の発生が危惧されており、同等規模の深層崩壊が発生する可能性がある。今回の現地視察により、深層崩壊とそれに伴う河道閉塞の対応を極僅かであるがイメージすることができたと思います。

最後に紀伊山地砂防事務所長,職員や工事関係者の方々には、対策事業の最盛期にも関わらず詳細な事業説明と現地案内をしていただき、深く御礼申し上げます。

赤谷地区 幅460m×高さ600m:斜面町1.1km 崩壊土砂量:935 万4 千m3
長殿地区 幅340m×高さ400m:斜面長730m 崩壊土砂量:634 万4 千m3
長殿地区 天然ダムの現在の状況
清水(宇井)地区 幅 220m×高さ250m:斜面長350m 崩壊土砂量:160 万m3

右城社長が本を出版(2014/01/10)

弊社の右城社長はこれまで15冊の本を上梓していますが、このたび2冊の本を理工図書から出版しました。

四六版196頁、定価1800円(税別) 理工図書、2013年11月28日発行
A5版397頁、定価4200円(税別) 理工図書、2014年1月6日発行