第8回第一セミナー〔平成28年度経営方針発表会特別講演〕を開講(2016/07/02)

さる7月2日に、平成28年度経営方針発表会の特別講演として第8回第一セミナーを開催しました。今回は、神鋼建材工業株式会社顧問役の林光雄講師に「土佐の英雄『金子直吉と鈴木商店』」、京都大学大学院工学研究科教授の木村亮講師に「土木の世界に新しい風を吹かせる」と題した講演をしていただきました。

林講師による講演では、直吉の言い訳をしないという信条に感銘を受けました。また、直吉が高知出身者であった事に嬉しさを感じた反面、その存在を知らなかった事が恥ずかしい限りでした。

木村講師による講演では、世界の道を住民とともに直し、「自分たちの道は自分たちで直せる」という意識を広げることで農村コミュニティが活性化し、次の発展に繋がるという仕組みが大変素晴しいと感じました。

 

 

「ドローンと地上3Dレーザースキャナーの社内研修」を開催(2016/06/22)

 弊社では、7月末に「ドローンと地上3Dレーザースキャナー」の導入を予定しています。この機器を使用して、翌日に越知道路の今成トンネルの坑口において、ドローンによる写真測量と3Dレーザー測量を実施する予定で、事前に社内研修を開催しました。

研修は、導入を予定しているメーカーのニコントリンブル様と四国代理店のTSC様により、機器の操作方法と、実際に室内をスキャンし3Dデータの解析処理を行い、導入に向けて一連の流れを学習しました。

  

四国サーフィン選手権(2016/06/19)

平成28年6月19日、高知県四万十市平野海岸で開催された四国サーフィン選手権大会に弊社サーフィン部の二人の部員が出場しました。

本大会は、四国で40年近く続く伝統的な大会です。二人はシニアマスタークラス(35歳以上)に出場し、優勝と3位という優秀な成績を残すことができました。日々、業務で忙しくしている弊社の社員ですが、このようにクラブ活動を通じて社員同士の親睦や健康の維持に努めています。

「越知道路の今成トンネル坑口で3Dレーザー測量とドローン写真測量」を実施(2016/06/23)

 越知道路の今成トンネル終点側坑口において、工事に伴う立木の伐採により坑口上部に岩盤があることが確認されました。坑口への影響を詳細に確認するため、現在、国土交通省のi-Constructionで推進している地上3Dレーザースキャナー及びドローンを使用し、三次元測量を実施しました。

計測は、弊社が7月末に導入を予定しているドローンと地上3Dレーザースキャナーを使用し、メーカーの協力を得て、弊社の実戦訓練も兼ねて実施しました。現場は雨による河川の増水により河原からのレーザー計測ができなかったため、対岸からのみの計測(約200m)となりました。

 実施にあたりましては、土佐国道事務所佐川国道維持出張所の山本所長を始め、仁淀川町の職員の方、工事を担当している上岡工務店の方、近隣の土木建設会社の方など、多くの方がお見えになり、測量方法等の説明をしながら見学していただきました。

弊社では、i-Constructionに早急に対応すべく、設備投資と技術者の育成に取り組んでいます。

  

  

「第2回 高知を盛り上げるアイデアソン テーマ:防災×IT」への参加(2016/06/12)

6月12日、高知工業高等専門学校にて「第2回 高知を盛り上げるアイデアソン テーマ:防災×IT」が開催されました。弊社からは地盤防災課の松本、有澤、空間情報課の長﨑、千葉が参加しました。

 

高知を盛り上げるアイデアソンは“アイデアを生み出す土壌・訓練の場作りと、参加者同士の交流を活性化すること”を目的として、2015年から高知県と株式会社オルトプラスが共同主催するイベントです。

 

今回は「防災×IT」をテーマに高知高専、高知大、企業などから約30名が参加し、新たなサービスやビジネスについてアイデアを出し合いました。参加者は5つのグループに分かれてアイスブレイク(自己紹介)、インプットセミナーの後、グループ発表に向けてアイデア出しと絞り込み作業を行いました。

 

有澤が入ったDグループでは、各々が出し合った問題点の中から“被災後、薬や食料などの必要な物が手に入りにくい”という点に注目し、これを解決することをテーマとした『事後支援システム』を提案しました。これは多くの通販サイトにあるウィッシュリスト(例:欲しいものリスト)に、予め必要な商品(食糧・衣類・薬など)を登録し、被災したとき避難場所に配達してもらう仕組みです。

※アイデアソン(Ideathon)とは、アイデア(Idea)とマラソン(Marathon)を掛け合わせた造語です。

  

審査員からは、「既存のインフラを活用したビジネスモデル(軽量経営)として可能性がある」「ウィッシュリストの支払いに義援金を活用するとよいのではないか」といった意見を頂き、IT賞を獲得しました。

  

今回のイベントでは、自由にアイデアを生み出し提案する環境づくりや、アイデアを形にするにあたり必要な視点など、多くのことを学ぶことができました。

今回の経験や人脈を、日々の業務などに役立てるよう邁進していきます。

「三方良しの公共事業推進カンファレンス2016四国」への参加(2016/06/10)

6月10日、かがわ国際会議場(高松シンボルタワー)で「三方良しの公共事業推進カンファレンス2016四国」が開催されました。弊社からは社長の右城をはじめ、計6名が参加しました。

このカンファレンスは“発注者と施工者が一致協力して公共事業に取り組み、国民を含めたの三方に利益をもたらすことで、日本を元気していくこと”を目的に、年1回開催されています。

 

第10回である今回は、住民のために出来ることを凡事徹底して行うことで、信頼関係が築けた事例が多くありました。その手段として近年話題のVR(仮想現実)技術や、3DCG技術を用いる事例が多くありました。その他に、住民に工事のことを知らせる「おしらせ」を見やすく、分かりやすい体裁にすることで信頼を得た事例もありました。

 

今回のカンファレンスでは『誰のため・何のために行うことなのかを常に意識し、手段そのものが目的にならないよう、社員全員が自己研鑽に努めること』が、質の高い業務に繋がることを再確認できました。今後も「情熱・謙虚・誠実」を胸に、より一層地域に貢献できるよう邁進してまいります。

 

開催
  一二三北路株式会社 坂下淳一 氏
有限会社磯部組 磯部英俊 氏、田中彰司 氏
トークセッション「三方良しの公共事業改革」

 

第7回第一セミナー開講及び「災害ボランティア団壮行会」開催(2016/06/01)

弊社は、産官学(高知大学、高知県、民間コンサルタント)連携の調査団として6名が参加し、5月6日~8日に平成28年熊本地震の現地調査を実施しました。また、5月14日~16日に高知県地震防災研究会の一員として2名が現地調査を行いました。さらに、6月5日~7日には、弊社18名の職員が災害ボランティア活動+現地調査を行う予定となっています。

第7回第一セミナーは、この現地調査の報告会として5編の報告をしました。その後、来週から出発する災害ボランティア団の壮行会を行いました。

今回のセミナーは、地域の防災力向上のための啓発活動の一環として、介良野地区を主体とした地域の方々にもご案内をさせてもらい、多くの方々に参加していただきました。

弊社は今後もこのような取り組みを通じて、「高知県を守る」企業として地域に貢献していきます。

  

 

介良野自治会と協定を締結(2016/06/01)

熊本地震を切っ掛けに、介良野地区の自治会長さんから弊社を緊急避難所として利用させて頂きたいという申し入れがあり、本日、介良野自治会と弊社で協定を結ばせて頂きました。

 

  

6月10日(金)に発行された建通新聞(高知)10面の地域ニュース欄に記事が掲載されました。(詳細はこちら→)建通新聞

社員旅行(3泊4日)でグアムへ(2016/05/19~22)(2016/05/26~29)

平成28年度の社員旅行として、グアム三泊四日の旅に行ってきました。

参加者を二班に分け、一班は5/19(木)~22(日)、二班は5/26(木)~29(日)の期間、常夏の島グアムに行って来ました。二班では一部アクシデントがありましたが、無事二班とも全行程を終え帰国しました。

 

旅程

【一日目 グアム入国】

高知空港-伊丹空港-関西国際空港-グアム国際空港

【二日目 島内観光】

パセオ公園-太平洋戦争博物館-アプガン砦・ラッテストーン公園-恋人岬

夕食はフィツシュアィポリネシアンディナーショー(二班は三日目)

【三日目 フリータイム】

社員が個々に一日フリーに過ごしました。

オプショナルツアーやレンタカーを借りてグアムの一日を満喫。

夕食はオンワードBBQ&ポリネシアンショー(二班は二日目)

【四日目 帰国】

行きと逆の順路で帰国。

 

情熱のポリネシアンショーに胸が躍り、太平洋戦争博物館を見学して平和への感謝の気持ちをあらたにした。グアムは魅力ある島。この体験を活力にして社業に従事していきたいと思います。

また、第一班では、旅行中に誕生日を迎えた右城社長をサプライズでお祝いしました。

 

  

社員旅行レポート(第一班)

社員旅行レポート(第二班)

「平成28年(2016年)熊本地震現地調査速報会」への参加(2016/05/17)

5月17日、高知大学で開催された「平成28年(2016年)熊本地震現地調査速報会」に参加しました。この速報会は、GW後半に当社から6名の職員が参加した産官学連携の平成28年熊本地震現地調査の報告会です。弊社からは社長の右城が「土木・建築構造物の被害」、西川が「土構造物と斜面災害」について報告をさせていただきました。

 

なおこの速報会は、定員100名に対して会場が溢れて立ち見席が出るほどの盛会でした。特に地域の自主防災組織や県市町村の職員の方々などが多く参加されており、「この熊本地震の教訓をいかに南海トラフ地震への対応へ活かすのか!」といった視点での注目度が高かったようです。

 

弊社は、これまで蓄積した総合力に今回の熊本地震現地調査の成果を加え、今後益々「高知を守る」企業として地域に貢献していきたいと思います。

 

 

  

  

 

5月18日(水)に発行された高知新聞28面の社会2欄に記事が掲載されました。(詳細はこちら↓)