平成30年10月26-27日、愛媛県八幡浜市で開催された日本地すべり学会関西支部主催「名取トンネル地すべりの被災と対策」と題した現地討論会に、設計部の4名が参加させていただいた。
一般国道197号名取トンネルは、地すべりによる被災を3度経験し、最終的には災害関連復旧事業として地すべりを迂回するトンネルが建設されたもので、トンネルと地すべりの問題において災害復旧事業のエポックメイキング的なトンネルである。
若手技術者の3名は、現地踏査で地すべりの輪郭と歴史的な対策工を確認したとともに、講演会では長年の被災と対策の経緯を熱心に聞いていた。
そして、懇親会では、大先輩方と懇親を深められたようである。
地すべり頭部の陥没帯での討論 | 平成2年災のアンカー付き鋼管杭 |
平成2年災の看板 | 今はエアモルタルにより閉塞されている旧名取トンネル |
講演及び討論会の風景 | 前京都大学防災研究所教授末峰先生と懇親を深める若手技術者 |