地元若宮八幡宮の神輿担ぎに参加(2019/10/13)

令和元年10月13日 本社近傍にある若宮八幡宮の神輿担ぎに弊社の若手が参加しました。

神輿担ぎの状況(若宮八幡宮鳥居付近) 神輿担ぎの状況(介良野に設置されている鳥居付近)

事のはじまり
介良野地区では、高齢化がかなり進んでおり若宮八幡宮の神輿を担ぐ人が減少していたため、前回は飾るだけで対応していたそうです。地区にはなんとか神輿が担げないかという思いがあり、介良野地区の田役(田植えの前に行う水路清掃)のお手伝いをさせている当社に参加者募集の連絡を頂きました。これもなにかのご縁ということで弘田取締役を通じて社内周知をかけたところ、10名以上の者が快諾してくれました。この日は社員の結婚式や技術士補の試験日と重なってしまったこともあり、参加できない事を残念に思う若手もいたようです。

当日を迎えて
数日前より台風の影響が心配されましたが、当日は雲ひとつない快晴となりました。朝早くから地元の方々がのぼりを立てたり、地区内放送で神輿を行うことを伝えるなど、行事を行うことへの喜びと期待が伺えました。

快晴に恵まれ、のぼりの準備をされる地元の方々

若宮八幡宮と神輿
神社に到着すると、太鼓と神輿の準備が整えられていました。神輿は4地区の各年持回りで管理されており4年に1度担げるのだそうです。ちなみに神輿は想像以上に立派で、素人目ではありますが、とても厳かなものに感じました。

若宮八幡宮 神輿

11時30分になり宮司による儀式がはじまりました。その後神輿が神社から出され、太鼓の音と共におよそ300m離れた鳥居まで神輿担ぎが始まりました。

神輿担ぎには、交通量の多い国道32号を横断する必要がありましたが、警官の方に4名体制で駆けつけていただき、ご協力によりスムーズに難所を渡ることができました。運営のご配慮と、3連休の中日と人手が少ない中にもかかわらずご協力いただきました南国警察署の方々には感謝申し上げます。

南国警察署員による交通誘導によりスムーズに国道が渡れました。

警察の方のご配慮により、ほどなく鳥居に到着し、鳥居の横にある石の台に神輿を預けました。宮司による祈願と拝礼が行われ、続いて参加された方々が二礼二拍手一礼の作法に則り拝礼をしていきました。

宮司による祈願 参加者による参拝

ひととおり拝礼が終わった後、関係者の方々と記念写真を撮影させていただきました。電信柱の控えワイヤーの影響でやや斜めからの撮影となりましたが、とてもよい写真が撮れたと思っております。

社長と弊社参加メンバー 参加者による参拝

記念写真後、境内まで神輿を担いでいきました。太鼓の音と揺れる神輿から聞こえる鈴のような金属の心地よい音、太鼓の後に宮司、神輿、神輿の後には拝礼された方々が行列を作る。神輿担ぎができない空白期間があったため、大行列とはいきませんが地区の若い方も参加され、地域の文化が後世に受け継がれていく。そんな心地よさが感じられました。
神輿を納めた後、地域の方々に感謝の言葉とお弁当等をいただき帰社、弘田部長と参加者で締めの会を行い解散しました。
やはり、最後に行事を振り返って纏めることはとても良いことと感じました。

若手のリーダーと段取りの良さ、地域貢献という教材

11時に境内に参集することになっておりましたが、若手は大きく2グループに分かれて行動を開始していました。半数は10時30分頃に境内に参集し地元の手伝いができるよう待機、もう半数はグループ用の飲物等の準備を行い10時50分までに合流する者達。

後者グループと一緒に境内に向かいましたが、段取りが周知されておらず不安な点があるとはいえ、若者達が自分で考え行動する様は頼もしいの一言に尽きます。
行事が終わっても、何人かは「私達にできる事があれば何でもいってください」と地区の方々に声をかけ、行事が終わった後入社1年目の若手からは「やはり地域の方々に感謝される事ができて良かった」等の充実感を見て取ることができました。今回は地域貢献ということの大事さ、特に若手を立派な社会人として成長させるためにとても良い教材になることを改めて学びました。

「令和元年度品質セミナー“エラー防止のために“」に参加(2019/10/08)

令和元年10月8日、高松市で建設コンサルタンツ協会の品質委員会/照査特別WG主催の「品質セミナー“エラー防止のために”」が開催されたことから参加してきました。

このセミナーは、過去19年間にわたり継続的に収集・整理してきたミス・エラーについて、各分野別に整理してきた「成果品に関するエラー事例集」を用いた講習会です。今回のセミナーでは、①道路・トンネル、②橋梁、③鉄道、④土質・地質、⑤河川構造物、⑥砂防・急傾斜について説明がありました。説明では、今年度新たに追加されたミス・エラー事例を中心に、その内容と発生後の対応及び今後注意すべき点などの報告がありました。

これまで収集されたミス・エラーの事例は2,000例近いものであり、建設コンサルタントとして非常に有益な情報です。弊社は総合建設コンサルタントとして、成果品のミス・エラーを無くすとともに、その品質向上に努めてまいります。

愛媛大学環境建設工学科主催「愛媛大学 環境建設 企業研究会」に参加(2019/10/05)

本日、愛媛大学環境建設工学科主催の「愛媛大学 環境建設 企業研究会」(参加企業は弊社を含め60社)に参加しました。

企業研究会は二部構成となっており、第一部では開会挨拶の後、参加学生が約2時間半の限られた時間の中で指定された各企業のブースを訪問していました。また、1巡目の前と3巡目の後には、各企業の紹介タイムが設けられており、各企業1分程挨拶を致しました。訪問学生からの積極的な質問もあり、就職活動への積極性や思いを感じる事が出来ました。訪問してくださいました学生の方ありがとうございました。

第二部では、立食形式の交流会が開かれ、現役学生の今感じている正直な思いを直に感じることができ、とても有意義な時間でした。

弊社に少しでも興味を持って頂いた方、会社訪問は随時受け付けておりますので気軽にお問い合わせ頂けたらと思います。

最後に、このような企業研究会を開催していただきました御校のご尽力に感謝いたします。

 

「地盤工学会四国支部創立60周年記念行事」に参加(2019/10/02)

地盤工学会四国支部創立60周年記念行事が香川県高松市のサンポート高松で開催され、弊社から社長の右城を初めとして総勢11名が参加させていただきました。

第一部の記念シンポジウムでは、四国支部における過去10年間のトピック的な研究と技術開発について6編のお話を聞くことができました。この内の1編は、右城の「高エネルギー吸収型落石防護ネット「ロングスパン工法」の開発」です。第二部の記念式典では、支部長挨拶、来賓祝辞、60周年経緯報告、表彰などが行われました。表彰では、弊社相談役でもある愛媛大学の矢田部名誉教授が、功労賞を受賞されました。第三部の祝賀会は、場所をJRホテルクレメント高松に移し、参加者全員で60周年を迎えた四国支部を祝いました。この記念行事には、約100名の方が参加をされ、大変な盛会となりました。

南海トラフ地震や豪雨災害など、四国における地盤工学の重要性は論を俟ちません。弊社では今後も地盤工学会の学会活動に積極的に関わっていくとともに、地盤工学分野における技術力向上に努めていきます。

記念シンポジウムで講演する右城 記念式典で支部長挨拶をする高知大学原教授
功労賞を受賞された矢田部名誉教授 盛大に行われた祝賀会

令和元年度 社内研究発表会を開催(2019/09/28)

令和元年9月28日(土)に、「令和元年度 社内研究発表会」を開催しました。

本発表会は、

・論文作成による思考力、文章力の向上

・発表によるプレゼンテーション力の向上

を目的とした全社員による研究発表会です。

今年の発表会は若手社員による20編の発表がありました。

論文を作成する若手社員と添削する上司が一丸となって一つの論文を完成させていました。

また、発表に向け皆練習を重ねており、想定以上にレベルの高い発表会となりました。

発表者と関係者の皆様、本当にご苦労様でした。

今年の発表会では、JACIC四国センター長の石田和敏様、東京大学名誉教授で当社の技術顧問でもある國島正彦先生のお二方に特別講演をして頂きました。

石田様からは、「やりがい」「働きがい」「ワクワク感」を持つための職場でのコミュニケーション、國島先生からは高知の公共工事システムの将来展望についてお話を頂きました。興味深く、貴重なお話を聞くことができ、非常に勉強になりました。

石田様、國島先生、本当にありがとうございました。

特別講演の後は、ミャンマーのアマラワディ僧院の高等学校の落成式に出席した須内部長より、落成式の状況や校舎、施設等についての報告がありました。盛大な落成式や学校の完成を本当に嬉しそうに見ている子供達の写真がとても印象的でした。

発表会が終わると、サンピア・セリーズでの懇親会と優秀発表者の表彰式を行いました。

今年度の最優秀発表賞を勝ち取ったのは橋梁構造課の児玉さん。本当におめでとうございました。

また、惜しくも優秀発表賞となった3名の皆様、次は最優秀発表を頂けるように頑張ってください。

表彰式が終わるとあとは無礼講です。

皆それぞれ懇親会を楽しみました。

また、石田様、國島先生からは更に貴重なお話を聞かせて頂きました。

今年度も、滞りなく発表会を終えることができました。

発表者の皆様、本当にご苦労様でした。

また、発表会の運営に協力して頂いたスタッフの皆様、本当にありがとうございました。

ミャンマーのアマラワディ僧院に高等学校を贈呈(2019/09/17)

ミャンマーのヤンゴン市校外にあるアマラワディ僧院の敷地内に建設中であった校舎が完成し、9月17日に落成式を執り行いました。

日本からは、第一コンサルタンツの11名を含む30名が出席しました。

4教室ある校舎の3教室は高等学校として活用し、コンピューターや空調設備を備えた1教室では日本語、土木技術などの専門教育のために活用する予定です。

アマラワディ僧院で学ぶ児童630名が整列し、「ミンガラバー(こんにちは)」と大きな声で出迎えてくれた 校舎の前でテープカット 中央はアマラワディ僧院のバダンダ僧院長、左は高知丸高の高野会長、右は弊社の右城社長

完成した4教室ある校舎

空に舞い上がる風船を眺める児童
落成式典で右城社長が挨拶 通訳は日本から同行した愛媛大学工学部博士前期課程で学ぶアンさん 寄付者の右城社長と高野会長から校舎の目録をアマラワディ僧院のアシンクタラ副僧院長に贈呈

 

10月1日(火)に発行された建通新聞(高知)10面の地域ニュース欄に記事が掲載されました。詳細はこちらをクリック⇒建通新聞 (9.19)

NPO法人日本ミャンマー交流協会を訪問(2019/09/17)

ヤンゴン市内にあるNPO法人日本ミャンマー交流協会を訪問し、高知市の観光地や文化、第一コンサルタンツの仕事内容などを説明してきました。ここではヤンゴン工科大学、医科大学、ミャンマー海事大学など一流の理工系大学を卒業した若者たち300名が、日本企業に就職するため日本語を勉強していました。

狭い教室で70名が日本語を学んでいた 弊社の右城社長が第一コンサルタンツの経営理念や仕事の内容を説明
弊社の酒井部長がドローンや3Dスキャナー、マルチビームなどの機器を用いた計測を説明

防災特別講演会「南海トラフ巨大地震への事前復興デザインを考える」に参加(2019/09/07)

9月7日(土)に高知工科大学において防災特別講演会「南海トラフ巨大地震への事前復興デザインを考える」が開催されました。

基調講演は、東京大学の羽藤英二教授から東日本大震災の復興や愛媛県南予地域の事前復興の取組等をふまえた今後の展開に関する内容でした。

次に南海トラフ地震対策のアプローチとして高知工科大学の磯部雅彦学長、岡村甫顧問、佐藤慎司教授、四国地方整備局の野本粋浩統括防災官、高知県の堀田幸雄危機管理部長からの講演がありました。事例報告では弊社設計部松本部長が県内の取組について報告しました。講演会は、中谷元 元防衛大臣、中西哲参議院議員など200名を越える聴講者で満員の盛会でした。

講演会で得た貴重な情報を今後の業務に活かしたいと考えています。