マイホームを購入した社員には、会社からお祝いの品物をプレゼントしています。
今回は、本人の希望により布団乾燥機を贈呈しました。
最近、当社では20代の若さでマイホームを購入する社員が増えています。
これからがとても楽しみです。
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本日、高知県立大学・高知工科大学主催の「学内合同業界研究セミナー(Web開催)」(参加企業は当社含めて64社)に参加しました。
午前の部と午後の部で合計6セッションあり、各40分という時間で参加学生が各企業のブースを訪問していました。訪問学生の中には、建設コンサルタントの業種に就きたいと考えている学生さんも多々おり、大変嬉しく思いました。また、具体的に自分のやりたいことを決めている学生さんが多い印象を受け、就職活動に対する熱心さが伝わってきました。訪問してくださいました学生の皆さんありがとうございました。
最後に、このようなセミナーを開催していただきました高知県立大学・高知工科大学のご尽力と訪問してくださいました学生の方に感謝いたします。
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第一コンサルタンツは第一測量有限会社として昭和38年11月29日に創業しました。58年前です。
今日は創立記念日でありますので、当社の社訓についてお話をさせていただきます。社訓が「情熱、謙虚、誠実」であることを知らない社員はいないと思います。
私がいつ、なぜ社訓を作ったのか、私の思いをこれからお話させていただきます。
社訓を作ったのは、本社をこの地に新築移転した平成27年8月です。書道家の竹内土佐郎先生が、「新築祝いに何か書を書いて差し上げたい」とおっしゃって下さったので、研修室の入り口の壁に飾ってある社訓「情熱 謙虚 誠実」を揮毫してもらいました。
社屋ができても、「仏作って魂入れず」になるような気がしていました。会社の魂とは、社員が順守すべき行動規範です。
「会社も立派だが社員も立派だ、さすが第一コンサルタンツだ」と言われるようにするには、社訓が必要と思っていました。
いろいろと考えて、「情熱 謙虚 誠実」を社訓に決めたのですが、実は、平成25年の創立50周年記念式典、あるいは50周年記念誌で、「情熱、謙虚、誠実をモットーに、更なる精進をして参ります」という挨拶をしています。会社が100年企業に向けて成長を続けるには、「情熱、謙虚、誠実」を社員が常に意識して行動する必要があると思ったからです。
まず、「情熱」についてお話しします。いくら能力があっても、情熱つまり「やる気」がなければ成果は出せません。社員には、「日本一の技術者になる」「会社を日本一にする」という情熱をもって仕事に取り組んでもらいたいと願っています。
私が尊敬する経営者に、日本電産の創業者・永守重信氏がいます。昭和48年に28歳のときに社員4人で設立した会社です。48年経った現在の売上高は、1兆7千億円です。第一コンサルタンツは矢野利男氏が33歳の時に社員5人で創業しました。58年経った現在の売上高は23億円です。業種が違うので、金額を比較しても意味はありませんが、わずか48年で小型モーターの分野で世界一の企業に成長しています。当社は、日本一どころか四国で5番目です。
永守氏は、「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」、「情熱、熱意、執念」の精神を貫いています。日本電産と当社の違いは、「情熱」の差だと思っています。今一度、情熱について考えて見て下さい。
次に「謙虚」について説明します。謙虚とは、自分のことを偉いと思わず、周りの人から素直に学ぶ姿勢があることです。
私が尊敬する人物に廣井勇がいます。今年の4月、廣井の出身地の佐川町に銅像を建立しました。廣井は、東京帝国大学の教授で土木学会第6代会長もされた人物です。私たちから見れば大天才ですが、家族には「自分には才能が無い。他人が3日でできることが一ヶ月もかかるのだ」と話し、日々努力を怠ることが無かったと言われています。廣井が見ていた他人とは、札幌農学校の同期の内村鑑三や新渡戸稲造だったのだと思います。
高い志や目標を持っている人は、常に自分より上の人を見ています。そうしますと、自分の知識や努力がまだ足らない、もっと勉強しなければと言う気持ちになります。
最後に「誠実」についてお話をします。誠実とは、嘘をつかない、約束を守るということです。
「至誠通天」という言葉があります。中国の孟子の言葉です。「誠の心を尽くして行動すれば、いつかは天に通じて認められる」という意味ですが、「何事においても、一つ一つの課題に誠実に取り組み、精一杯の努力をすれば、必ず願いは叶う」という教えです。
社訓は研修室の入口だけでなく、常に社員の目に入る場所におきたいと考え、東側の社員の出入口、食堂、3階調査部と4階設計部の壁にも掲示してあります。これは、設計部河川砂防課の生田万祐子さんに書いてもらったものです。
今日は創立記念日なので社訓の話しをさせていただきました。58周年を迎えることができたのは、社員、そしていつも支えてくれているご家族のお陰だと思っています。感謝の気持ちを表す意味で芋や金次郎のお菓子を用意しています。退社するときに持って帰って、ご家族で召し上がって下さい。
これからも「情熱、謙虚、誠実」を心掛けて、60周年、そして100周年に向かって邁進して参りましょう。
社員の皆様の益々の活躍とご家族の幸せを念じて58周年の挨拶とします。
令和3年11月29日
社長 右城 猛
11月25日(木)一般社団法人国立大学協会が主催する「防災・日本再生シンポジウム」~事前復興と防災教育への取組みによる巨大自然災害への対応~が愛媛大学にて開催されました。
第Ⅰ部「南海トラフ巨大地震に対する事前復興デザイン」では、四国地整の兵頭統括防災官の基調講演の後、「大規模自然災害に備える事前防災・迅速な復旧復興」をテーマとしたパネルディスカッションが行われ、弊社設計部の松本が「高知県における南海トラフ巨大地震への事前復興検討」と題して実務者の視点から高知県の取組について話題提供しました。
愛媛県では、南予地域における事前復興や全世代型防災教育の先進的な取組が進んでおり、パネラーからの興味深い話題提供とディスカッションが展開されました。
今後も他県の防災への取組を積極的に吸収し業務に活かしていきたいと考えています。
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社長の右城猛でございます。
本日はお忙しい中、このようにたくさんの方にお集まりいただき、誠にありがとうございます。青森、埼玉、東京、横浜、富山、岐阜、京都、岡山、熊本といった遠方からもお越しいただきました。感謝申し上げます。
本日の祝賀会は、2つのことをお伝えしたくて開催いたしました。
1つは、弊社が60周年を迎えることができたことに対する感謝の気持ちです。
ここにお集まりいただいている皆様のおかげで60周年を迎えることができました。お世話になった方々にお礼を申し上げたいとの思いです。
もう一つは、私が社長に就任してからの夢であった福利厚生棟の建築に力を貸してくれた皆様にお礼を申し上げたいとの思いです。
弊社は昭和38年11月29日に矢野利夫氏によって創業されました。これまでを振り返って見ますと、2度のオイルショックやバブル崩壊後のデフレ不況、政府の骨太方針による公共事業費の大幅な削減など、幾多の逆風にさらされました。
しかしながら、これらの危機を乗り越え、社員数148名、売上高25億円の企業に成長することができました。これもひとえに、ここにお集まりいただいている皆様のご支援、そして社員の情熱とたゆまぬ努力、さらにはそれを陰で支え続けて下さった家族の皆様のおかげだと思っています。本当にありがとうございます。心より感謝を申し上げます。
私が社長に就任したのは平成19年、16年前でございます。当時は受注がピーク時の半分の7億円に落ち込み、営業損益が赤字になるまで経営が悪化していました。何人かの社員は公務員に転職して行きました。いつ沈むか分からない泥船から早く脱出しなければと言う気持ちだったと思います。
社長に就任して最初に思ったことは、「第一コンサルタンツに残って良かった、第一コンサルタンツで働いていて本当に良かった、と思ってもらえる会社にしなければならない」ということでした。そのようなとき、希望が持てる出来事が2つありました。今でも私の脳裏に鮮明に焼き付いています。
1つは、国土交通省から受注していた支援業務の完了検査で、検査官から「皆さんの仕事振りには頭が下がります。こちらが御礼を言いたいぐらいです。ありがとうございました。」という言葉をいただいたことです。このとき国土交通省へ出向していたのは、長山学史(ひさし)君、矢田康久(やすひさ)君でした。今は、二人とも設計部の次長という重要なポストで活躍してくれています。
もう1つは、本社設計部の主任であった濱田拓也君が34歳の若さで、難関の技術士試験に合格してくれたことです。現在は、取締役技術部長という立場で会社を支えてくれています。
弊社の業績が大きく伸びたのは、平成23年の東日本大震災と平成24年の笹子トンネル事故でした。この2つを契機に世論は「公共事業不要論」から「国土強靱化論」へと変わり、公共事業予算が大幅に増えました。仕事が増えれば、その分、社員への負担が増えます。社員たちは家族を犠牲にして夜遅くまで働いてくれました。周りの人たちから、「高須の不夜城」と呼ばれたり、「四交代制の24時間営業ですか」と言われた時期もありました。そのような時でも社員を信頼し、辛抱強く支えてくれたご家族がいたからこそ、ここまでこられたのだと思っています。
以前の本社は高須にありました。社屋は老朽化し、台風の時には社長室の壁から雨水が染みこんでくるような情けない状態でした。会議室やトイレが少なく、社員や来客の方には随分と不便な思いをさせていました。BCP(事業継続計画)を策定していましたが、本社が津波浸水区域内にあることや耐震性に劣るなどBCPは絵に描いた餅になっていました。
津波の心配がない場所に移転し、社員が快適に働ける社屋を新築したいとずっと考えていました。しかし、資金に余裕がなく決断できる状況にありませんでした。
そのようなときに、あの東日本大震災が起きました。3カ月後に、高野光二郎氏が「宮城県を元気にする高知応援隊」を結成されたので、私も社員13名と一緒に参加させていただきました。南三陸町、女川町、石巻市、名取市、仙台市の津波被害は想像を絶するものでした。会社に帰って、「5年以内に津波が来ない所へ本社を移転させる」と社員に告げました。
移転すると公言したものの土地や資金の当ては何もありませんでした。ところが奇跡が起きました。想定していた金額の5分の1で現在の土地を購入することができました。東日本大震災と笹子トンネル事故で仕事が増え、建築資金もできました。天が助けてくれたとしか言い様がありません。新築した本社の社長室には神棚を飾り、毎朝、営業部の社員と一緒にお参りをしています。
新社屋の完成で社員のモチベーションが一気に高まりました。業績も順調に伸ばすことができました。社屋を建てて8年になりますが、この間に売上高、社員数共に1.5倍に増やすことができました。
創立60周年事業の一環として、昨年の9月より福利厚生棟の建築工事に着手していました。頑張っている社員のために、より快適な職場環境にしたいという思いと、地域の人々が災害時に避難できる場所を造りたいという思いからです。
新型コロナウイルスやロシアによるウクライナ侵攻の影響で、建築資材の不足と価格高騰を心配したのですが、岸ノ上工務店をはじめとする関係各位のご尽力のお陰で、今年の7月に無事完成し、今日の祝賀会に併せて内覧会を開催することができました。建築に携わっていただいた皆様に心より感謝申し上げます。
また、落成祝として多くの方から立派な胡蝶蘭や記念品の品物をいただきました。心より御礼申し上げます。
高知丸高の高野会長からは、土佐和紙で制作された巨大な虎の絵を寄贈いただきました。ちぎり絵作家の中山アキヒロ氏が3カ月以上の日数をかけたという大作です。福利厚生棟の3階ロビーに飾らせていただきました。3階の大ホールは、これから「タイガーホール」と呼ぶことにしました。ありがとうございました。
第一コンサルタンツには、地震、自然災害から郷土を守るという大きな使命があります。この使命を果たす上で最も大切なのは人材です。優れた人材の確保と育成に対しましては、大学や高専、工業高校の先生方に多大なお力添えをいただいております。心より感謝申し上げます。
今日、皆様方にお集まりいただいて、つくづくと感じることがございます。「第一コンサルタンツは、3つの大きな宝に恵まれている」ということでございます。
1つは、優秀な社員という宝です。わが社の社員は誰もが情熱を持ち、そして謙虚で誠実です。
2つは、信頼できる仲間という宝です。ここに集まっていただいている皆様方です。
3つは、信用という宝です。先輩たちがこれまでに築き上げてきた大きな信用です。
この3つの宝を大切にし、さらに大きく膨らませてゆかなくてはならないと考えています。
昨年の6月から社内に実行委員会を立ち上げ、今日の祝賀会の準備を進めて参りました。多忙な仕事の間隙を縫って準備をされた実行委員の皆さん、そしてザ クラウンパレス 新阪急高知のスタッフの皆様をはじめ多くの方々にお世話になりました。心より御礼申し上げます。
私たちは、社訓の「情熱、謙虚、誠実」を行動規範とし、「高知のインフラを守る」「高知を地震から守る」「高知のコミュニティを守る」を合い言葉に社業と郷土の発展のために、さらなる精進を重ねて参ります。何卒、これまでと同様に皆様のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、お願いを申し上げます。
最後になりますが、ご多忙の中にも関わらずご参加くださった皆様方に、重ねてお礼申し上げますとともに、皆様方のご健勝とご多幸を祈念申し上げまして私の挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。
2023年9月2日17時30分より
ザ クラウンパレス 新阪急高知
右城 猛
弊社では、春と秋の年2回、安全管理に関する社内全体会議を開催しています。今回の会議は、安全衛生講習として約70名が参加し、一般社団法人日本自動車連盟 高知支部(JAF高知支部)の森様より下記の内容で交通安全に関するご講話をいただきました。
①高知県の交通事故状況
②JAFロードサービスの出動状況(出動理由と原因)
③日常点検について(点検箇所、方法)
④トラブルが起きた時の対処法(パンク、バッテリー上がり等)
普段忘れがちな自動車の日常点検やパンク、バッテリー上がり等の対処方法等、非常に参考になる内容でした。
今後も安全安心な職場環境の確立を目指し随時講習会等、開催していきたいと考えています。
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