第15回高校生橋梁模型コンテストにオープン参加(2022/01/10)

全国から9校16チームが出場して開催された橋梁模型コンテストに、設計部橋梁構造課の片山チーム(片山直道、乾隼輔、吉田萌)がオープン参加しました。

昨年に引き続き当社のチームが1位となり、プロ橋梁技術者としての意地を見せました。

1位 第一コンサルタンツ 297点 オープン参加

2位 和歌山工業高等学校 277点 優勝

3位 高知工業高等学校定時制 271点 準優勝

4位 京都工学院高等学校(B)   270点 奨励賞

2022年 年頭の挨拶(2022年1月4日)

 

1.はじめに

皆さん、あけましておめでとうございます。年頭に当たりまして、ご挨拶申し上げます。

今年は三が日とも天候に恵まれました。ご家族で穏やかなお正月を過ごされたことと思います。

私は二日に金比羅さんへ行って来ました。平成18年からずっと初詣を続けており、今年が17回目になりますが、過去最高の人出でした。コロナ感染症の第6波にならならなければよいが、と思ったことでした。

これから2つのことをお話します。1つは、昨年の出来事で特に印象に残ったことです。もう1つは、今年、当社が取り組むべき課題です。

 

2.印象に残った昨年の出来事

最初に、昨年を振り返って、特に印象に残ったことを2つお話します。

1つは、若手社員の成長です。

土木学会四国支部技術研究発表会で吉田萌君と金剛一君の二人が優秀発表賞に選ばれました。また、地盤工学会四国支部技術研究発表会では公文海斗君が優秀発表賞に選ばれました。

社内研究発表会では、西村桃花さんが最優秀発表賞、島内司君、岩瀬誠司君、岩井蓮君の3人が優秀発表賞でした。いずれも20代の若者でした。

吉田君、金君、公文君は、社内研究発表会で学会と同じ論文を発表しましたが、社内では優秀発表者に選ばれませんでした。土木学会四国支部や地盤工学会四国支部より当社のレベルが高いことが証明されたようなもので、とても嬉しく思いました。

また、会社の忘年会の席で、今年入社した松比良美優さんに、「難関の技術士一次試験に一発でよく合格しましたね」と褒めていると、隣にいた矢野川稔君が「僕の指導が良かったからです」と自慢してきました。応接会議室で矢野川君が講師になって勉強会をしている光景を何度か見かけたことを思いだしました。「先輩が後輩に教える、後輩は先輩を尊敬する」。このような社風ができれば、会社は間違いなく成長します。

昨年ほど若手社員が成長したと感じたことはありませんでした。

印象に残った二つ目は、安全教育、安全管理の重要性です。

年末に県内のS社の社員が橋梁点検作業中に転落して死亡する事故がありました。また、県内のT社の幹部社員と下請け会社の役員が事故を隠蔽する事件がありました。

この二つの出来事を他山の石とし、日頃の安全教育と安全管理をこれまで以上に徹底するようにお願いします。

当社の経営方針は、1番目が社員の健康と安全です。2番目が会社の信用で、会社の利益は3番目です。この仕事の優先順位を常に意識して仕事に取り組むように心がけてください。

 

3.今年取り組むべき課題

次に、当社が早急に取り組まなければならないと思っていることが3つあります。そのことについて、これからお話しします。

一つは、ミスをなくす仕組み作りです。

昨年、当社の信用を損なうようなミスがいくつか発生しました。ミスの原因は、業務に関する情報が社内で十分に共有できていなかったこと、担当者に専門的知識が不足していたこと、照査が実行されていなかったこと、ISO9001が機能していないことがあったように思います。

ミスの原因を皆さんで徹底に掘り下げ、再発防止の作業マニュアルを作る必要があります。品質管理室が中心となって早急にマニュアル作りに取り組んで下さい。

二つ目は、有資格者を増やすことです。

当社には技術士、RCCM、測量士の資格を持った社員がたくさんいます。県内一の人数です。しかし四国内の同業他社と比べれば、技術士は4番目、RCCMとは7番目、測量士は7番目です。

当社では、社員の皆さんに資格取得を奨励してきました。しかし、これまでのような取り組み方では同業他社に水を開けられる一方です。

他社では一人がいくつもの資格を取得しています。資格取得に対してこれまで以上に積極的に取り組んで下さい。

三つ目は、BIM/CIMへの取り組みです。

建設コンサルタント業においてもBIM/CIMなどDX化が急速に進んでいます。幕末や戦後に匹敵する大きな変革期にあるように思います。

変革期には、それまで栄えてきた企業が消滅し、新しい企業が出現します。このことは歴史が物語っています。

当社はBIM/CIMへの取り組みが遅れました。いまのままの状態であれば、日本一を目指すどころか淘汰される恐れさえあります。

幕末には坂本龍馬など30代前後の若者が近代国家をつくり、産業革命を起こしました。終戦から日本が奇跡の復興を遂げることができたのは、大正末期から昭和初期に生まれた20代~30代の若者の力です。

幸いなことに、当社には志が高い優秀な若者がたくさんいます。若者たちには、「これからの時代は我々の時代だ。会社は我々が担ってゆく。BIM/CIMは我々に任せてくれ」という気概を持っていただきたいと願っています。

 

4.おわりに

2018年から「防災・減災、国土強靱化のための3カ年緊急対策」、2021年度からは「防災・減災、国土強靱化のための5カ年加速対策」が始まりました。このお陰で我々の業界は恵まれた経営環境にあります。

ゆとりがある今の内にミスをしない社内体制を固めると共に、資格取得とDX化に全力を注ぎ同業他社に追いつき、そして追い越さなければなりません。

今年が皆さまに取りまして希望に満ちた幸多い年になることを祈念し念頭の挨拶と致します。

「高知就活対策セミナー」に参加(2022/01/04)

本日、高知会館にて高知就職ナビ主催の「高知就活対策セミナー」に参加しました。

冬休みで帰省中の学生さんの訪問も多く、当社の説明を聞いた後に、春休み期間中に是非会社見学したいとの声も頂き、大変嬉しく思いました。

面談に来て頂いた学生の方、ありがとうございました。

◆次回の参加予定ガイダンス一覧

2月 6日(日) 高知就活対策セミナー

3月1日(火) 高知就職ナビ×ケンジン共催 就職ガイダンス

3月5日(土) マイナビ就職セミナー高知(高知県民体育館)

ぜひ、当社ブースにもお立ち寄りください。

 

社業繁栄祈願(2022/01/04)

新年あけましておめでとうございます。

本年も、第一コンサルタンツを宜しくお願い申し上げます。

社長の右城による年頭の挨拶の後、インフラ調査課の公文海斗さんが公益社団法人 地盤工学会四国支部主催の令和3年度技術研究発表会において優秀発表賞を受賞しましたので金一封を贈り表彰を称えました。

その後、毎年恒例となった巨大絵馬に社員の抱負を込めて中堅社員~幹部社員で土佐神社に参拝し、社内安全・社業繁栄の祈願と絵馬を奉納致しました。

 

令和3年大掃除(2021/12/28)

仕事納めとなる本日は,午後から社員全員で大掃除です。

令和4年は,さらなる飛躍の年となるように精進してまいりますので来年も第一コンサルタンツをよろしくお願い申し上げます。

 

高知商工会議所主催「令和3年度 優良従業員表彰」に参加(2021/12/22)

毎年、高知商工会議所では、当所会員事業所に➀永年勤続することで事業所に貢献、または、➁企業の発展に特に寄与した従業員の方々に向けた「優良従業員表彰」を開催しています。

当社も当表彰式に参加しており、今年度は➁の理由により、インフラ調査課 西村 修さん、道路交通課 齋藤 啓太さんを推薦致しました。表彰式は同日、高知商工会議所で行われました。

 

当社社員が優秀発表賞を受賞(2021/12/10)

令和3年11月5日~6日に開催された、「令和3年度 地盤工学会四国支部技術研究発表会」において、インフラ調査課の公文海人が優秀発表賞を受賞しました。

発表内容は、トンネルの構造と変状要因を把握するための詳細調査と、土木遺産の維持・保全に配慮した補修補強計画について報告するものである。

発表題目:「土木遺産のレンガ積み覆工からなる山岳トンネルの補修補強計画」

高知県橋梁会で吉田萌が研究発表(2021/12/10)

高知県橋梁会(会長右城猛)の令和3年度第2回研修会が高知会館で開催されました。100人を超す聴講者を前にして弊社の設計部橋梁構造課の吉田萠(令和元年度入社)が、「ハーフプレキャスト落石防護擁壁Rsウォールの開発」と題して発表しました。

 

第31回 第一セミナーを開催(2021/12/13)

12月13日(月)、東京大学名誉教授、横浜国立大学先端科学高等研究院上席特別教授を経て、現在は城西大学学長を務められている藤野陽三先生をお招きし、第31回第一セミナーを開催しました。幡多支店、ミャンマーにいる新入社員の方にはリモートで参加いただきました。

今回の第一セミナーでは、「社会的共通資本としてのインフラとそれを守るための技術」と題しまして、ご講演を頂きました。

橋を勉強するために、美大の先生を呼んで学生に「橋の絵」の風景画教室をしているというのが特に斬新でした。同じ橋を描くにあたって、ひとりひとり全く違う視点からその橋を見ている・・・。考えてみれば当たり前のことでも知識を前提に物事を捉えると、ついつい1つの答えに縛られがちになってしまいます。

満たされるべき3つの「E」=「efficient」、「Economical」、そしてそこに「Elegant」という美術的観点が入ることで、可能性が更に広がって見えてくるような気がしました。「競争」と「協創」をうまく融合させ、土木事業に取り組んでいこうと思います。

藤野先生、本日は貴重なご講演ありがとうございました。

酒井部長が「UAVを活用した測量DXへの取り組み」を発表(2021/12/09)

「令和3年度地理空間情報の活用に関する高知地域連携協議会」が対面方式とオンライン方式のハイブリッドで開催され、産官学から36人が参加しました。一般社団法人高知県測量設計業協会からは右城猛副会長と酒井寿彦会員が参加し、右城副会長(弊社社長)が開会の挨拶、酒井会員(弊社調査部長)が「UAVを活用した測量DXへの取り組み」と題する発表を行いました。