最後の清流・四万十川に架かる岩間大橋(岩間沈下橋)を未来に残す活動が、「第5回インフラメンテナンス大賞 国土交通大臣賞」に選ばれ、受賞記念祝賀会が四万十市で開催されました。
岩間大橋は、地域住民だけでなく全国の人々から愛されている沈下橋ですが、2017年11月に橋脚が沈下し路面がV字に陥没する事故が起きました。
式典では、復旧のための調査設計を担当した橋梁構造課の片山直道が、過去に事例のない損傷原因、新技術を用いた調査、設計・施工から得られた技術的知見について説明させていただきました。岩間大橋の変状調査・設計に関する論文は、英国土木学会から初代会長の名を冠した世界的に権威のある「テルフォード・プレミアム賞」を受賞しています。
弊社の調査設計に対する取り組みに対して、四万十市長から感謝状をいただく栄誉に浴すことができました。