令和6年6月1日、高知県香美市の高知工科大学で開催された「令和6年度 土木学会四国支部 第30回技術研究発表会」に、当社の橋梁構造課 児玉翔、河川砂防課 有友大貴、調査測量課 久徳李夢斗の3名が参加し、日頃の業務・研究成果を発表しました。
発表内容
- 児玉は、「沈下橋に生じたひび割れの原因推定と対策」を発表しました。
- 有友は「浸透流解析による河川護岸背面における残留水位の挙動特性」を発表しました。
- 久徳は「トンネル点検業務における損傷スケッチ代替え手法の開発」を発表しました。
発表会では、参加者から多くの質問や意見が寄せられ、活発な議論が行われました。当社では、技術研究の成果を発信し、土木技術の発展に貢献していきたいと思います。
また、前日に行われた令和6年度土木学会四国支部総会では、令和5年度四国支部賞の表彰式が行われ、当社から3件の発表が受賞しました。
技術開発賞では、トンネル点検業務において、二次元覆工画像展開図を作成する手法を開発した公文海斗、西村修、尾崎勝彦の論文が受賞しました。
技術活用賞は、小規模橋梁の点検にUAVを用いた手法を実践し、その効果と課題について提案した乾隼輔、片山直道、西村紘寛の論文と、低水流量の観測にADCPを用いて精度と効率を向上させた中山大翼、西村修、尾崎勝彦の論文が受賞しました。受賞者の皆さんには、土木学会より賞状が授与されました。
当社では、これらの受賞を励みに、今後も技術力の向上に努めてまいります。