当社の片山直道が、全邦釘氏と共同で執筆した「道路橋の地震時緊急点検におけるデジタルツイン活用の可能性」により、土木学会の2024年AI・データサイエンス賞の「AI・データサイエンス作品賞」を受賞しました。
この研究は、地震発生時の道路橋の緊急点検において、デジタルツイン技術の活用可能性を探求したものです。デジタルツインとは、物理的な構造物のデジタル複製を作成し、リアルタイムで状態を監視・分析する技術です。本研究では、3Dモデルを用いて地震時の橋梁の状態をシミュレーションし、緊急点検の効率化と精度向上を目指しています。
この成果は、将来的なインフラ管理や災害対応におけるデジタル技術の活用に大きな示唆を与えるものとして、高く評価されました。
今後も災害時の迅速な対応を支援するシステムの開発を進め、安全・安心な社会インフラの実現に貢献してまいります。