日本地震工学会・大会-2016(高知)地震工学技術フェアに出展(2016/09/26~27)

平成28年9月26日(月)~27日(火)の二日間、高知工科大学永国寺キャンパスにおいて「日本地震工学会・大会-2016」が開催されています。

弊社は、地震工学技術フェアにパネル等を展示しています。「私たちが高知を守ります」と題して南海トラフ地震から「命を守る」、助かった「命をつなぐ」対策への取り組みを紹介しています。弊社が実施した熊本地震調査報告書も配布しています。

 

明日も開催していますので、会場にお越しの際には是非ブースにお立ち寄り下さい。

 

 25日(日)に開催された見学会には4名の若手社員が参加しました。種崎地区津波避難センター、直轄高知海岸耐震・液状化対策工事現場等の地震防災に関わるサイトをめぐり見聞を広めることができました。

平成28年度土木学会全国大会に参加(2016/09/07~09)

 平成28年9月7日(水)~9日(金)の三日間、宮城県仙台市において土木学会全国大会が開催されました。弊社からは、右城社長、地盤防災課の松本、空間情報課の長﨑が参加しました。 今年度は東日本震災復興5年目を迎える東北地方での開催であり、「復興、そして創生へ ~土木の力で地域を元気に」がテーマに掲げられています。

 

学術講演会・研究討論会では、津波減災のための事前対策、津波避難等の興味深い講演を聴講することができました。特別セッションでは熊本地震報告会として、現地調査およびその後の研究成果が報告されました。最終日は震災復興ツアーに参加し、基盤整備から本格復興の段階に入った被災地の状況を見学しました。

 

地震・津波に備えつつ、日々の暮らしにも配慮した新しい街に生まれ変わっていく経緯を自らの目で確認できたことは非常に有意義でした。この経験を今後の南海トラフ地震対策等の業務に活かしていきたいと考えています。

◆参加者のレポート

土木学会全国大会レポート

「日本地すべり学会 第55回研究発表会」に参加(2016/08/25)

平成28年8月22日〜25日、日本地すべり学会の全国大会となる研究発表会が高知県で開催されました。全国から500名以上の地すべりに関わる技術者が集まり、研究発表会、現地見学会と活発な議論が交わされていました。また、イベントとして県民講演会、意見交換会なども多くの方が集まり盛会となっていました。

 

当社は、研究発表会場の運営に携わり、全国から来られた方がスムーズに発表と議論ができるように努力させていただきました。さらに設計部の片山が、「通電による新たな地すべり対策法の検討」と題して発表をさせていただきました。この発表は、地すべり粘土の通電による強度特性変化に関する基礎的研究であり、新たな地すべり対策として今後の研究が期待されるものです。

 

高知に来ていただいた多くの技術者、そして準備・運営に携わった方々には、感謝致します。ありがとうございました。

 

 

 

「課題探求実践セミナー 最終報告会」に参加(2016/08/26)

本日、高知大学朝倉キャンパスにて、高知大学人文社会科学部開講の「課題探求実践セミナー 最終報告会」が開講され、総務課 恒石が参加いたしました。当報告会は、先日の企業訪問で調査した内容を報告するためのものでした。 「課題探求実践セミナー」学生による企業訪問

(詳細はこちらをクリック↑)

参加企業は当社を含めて4社でした。当社は説明の難しい業種ですが、短い調査時間にもかかわらず、分かりやすく説明をして頂き、参加学生の熱い想いが伝わってきました。発表して頂いた学生の方、ありがとうございました。

最後になりますが、今回のセミナーを開講して頂いた大学関係者の方々に感謝申し上げます。

来年も当セミナーが開講される事を楽しみにしています。

 

「(一社)高知県測量設計業協会平成28年度 研修旅行」へ参加(2016/07/14~16)

高知県測量設計業協会が主催する研修旅行に、弘田伸部長と協会の副会長をしている右城猛社長が参加し、富岡製糸場、八ッ場ダム建設現場、浅間山鬼押出し園、白糸の滝、軽井沢、都留リニアモーターカー、東京スカイツリーを見学してきました。宿泊は、草津温泉ホテル一井と大泉高原八ヶ岳ロイヤルホテルでした。

⇒旅行記(右城)

 

  

 

「(一社)高知県測量設計業協会 平成28年度 研修会」へ参加(2016/7/13)

 本日、香川県にある国土交通省 四国地方整備局 四国技術事務所にて(一社)高知県測量設計業協会主催の研修会が行われました。弊社からは新人社員を主とした11名が参加し、貴重な体験学習をさせて頂きました。

研修の内容は、土木構造物の実習研修とユニバーサルデザインの歩行体験コースの2部構成でした。前者は土木施工の品質や工程管理などにおける技術の向上、後者はユニバーサルデザインを障害者の視点から体験し、今後の設計・施工に役立てることを目的としています。

ご説明いただきました四国技術事務所の皆様に心から感謝申し上げます。

 

 

 

◆参加者のレポート

平成28年度 研修会

参加者レポート まとめ

「越知道路の今成トンネル坑口で3Dレーザー測量とドローン写真測量」を実施(2016/06/23)

 越知道路の今成トンネル終点側坑口において、工事に伴う立木の伐採により坑口上部に岩盤があることが確認されました。坑口への影響を詳細に確認するため、現在、国土交通省のi-Constructionで推進している地上3Dレーザースキャナー及びドローンを使用し、三次元測量を実施しました。

計測は、弊社が7月末に導入を予定しているドローンと地上3Dレーザースキャナーを使用し、メーカーの協力を得て、弊社の実戦訓練も兼ねて実施しました。現場は雨による河川の増水により河原からのレーザー計測ができなかったため、対岸からのみの計測(約200m)となりました。

 実施にあたりましては、土佐国道事務所佐川国道維持出張所の山本所長を始め、仁淀川町の職員の方、工事を担当している上岡工務店の方、近隣の土木建設会社の方など、多くの方がお見えになり、測量方法等の説明をしながら見学していただきました。

弊社では、i-Constructionに早急に対応すべく、設備投資と技術者の育成に取り組んでいます。

  

  

「第2回 高知を盛り上げるアイデアソン テーマ:防災×IT」への参加(2016/06/12)

6月12日、高知工業高等専門学校にて「第2回 高知を盛り上げるアイデアソン テーマ:防災×IT」が開催されました。弊社からは地盤防災課の松本、有澤、空間情報課の長﨑、千葉が参加しました。

 

高知を盛り上げるアイデアソンは“アイデアを生み出す土壌・訓練の場作りと、参加者同士の交流を活性化すること”を目的として、2015年から高知県と株式会社オルトプラスが共同主催するイベントです。

 

今回は「防災×IT」をテーマに高知高専、高知大、企業などから約30名が参加し、新たなサービスやビジネスについてアイデアを出し合いました。参加者は5つのグループに分かれてアイスブレイク(自己紹介)、インプットセミナーの後、グループ発表に向けてアイデア出しと絞り込み作業を行いました。

 

有澤が入ったDグループでは、各々が出し合った問題点の中から“被災後、薬や食料などの必要な物が手に入りにくい”という点に注目し、これを解決することをテーマとした『事後支援システム』を提案しました。これは多くの通販サイトにあるウィッシュリスト(例:欲しいものリスト)に、予め必要な商品(食糧・衣類・薬など)を登録し、被災したとき避難場所に配達してもらう仕組みです。

※アイデアソン(Ideathon)とは、アイデア(Idea)とマラソン(Marathon)を掛け合わせた造語です。

  

審査員からは、「既存のインフラを活用したビジネスモデル(軽量経営)として可能性がある」「ウィッシュリストの支払いに義援金を活用するとよいのではないか」といった意見を頂き、IT賞を獲得しました。

  

今回のイベントでは、自由にアイデアを生み出し提案する環境づくりや、アイデアを形にするにあたり必要な視点など、多くのことを学ぶことができました。

今回の経験や人脈を、日々の業務などに役立てるよう邁進していきます。

「三方良しの公共事業推進カンファレンス2016四国」への参加(2016/06/10)

6月10日、かがわ国際会議場(高松シンボルタワー)で「三方良しの公共事業推進カンファレンス2016四国」が開催されました。弊社からは社長の右城をはじめ、計6名が参加しました。

このカンファレンスは“発注者と施工者が一致協力して公共事業に取り組み、国民を含めたの三方に利益をもたらすことで、日本を元気していくこと”を目的に、年1回開催されています。

 

第10回である今回は、住民のために出来ることを凡事徹底して行うことで、信頼関係が築けた事例が多くありました。その手段として近年話題のVR(仮想現実)技術や、3DCG技術を用いる事例が多くありました。その他に、住民に工事のことを知らせる「おしらせ」を見やすく、分かりやすい体裁にすることで信頼を得た事例もありました。

 

今回のカンファレンスでは『誰のため・何のために行うことなのかを常に意識し、手段そのものが目的にならないよう、社員全員が自己研鑽に努めること』が、質の高い業務に繋がることを再確認できました。今後も「情熱・謙虚・誠実」を胸に、より一層地域に貢献できるよう邁進してまいります。

 

開催
  一二三北路株式会社 坂下淳一 氏
有限会社磯部組 磯部英俊 氏、田中彰司 氏
トークセッション「三方良しの公共事業改革」