令和3年11月5日~6日に開催された、「令和3年度 地盤工学会四国支部技術研究発表会」において、インフラ調査課の公文海人が優秀発表賞を受賞しました。
発表内容は、トンネルの構造と変状要因を把握するための詳細調査と、土木遺産の維持・保全に配慮した補修補強計画について報告するものである。
発表題目:「土木遺産のレンガ積み覆工からなる山岳トンネルの補修補強計画」
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12月13日(月)、東京大学名誉教授、横浜国立大学先端科学高等研究院上席特別教授を経て、現在は城西大学学長を務められている藤野陽三先生をお招きし、第31回第一セミナーを開催しました。幡多支店、ミャンマーにいる新入社員の方にはリモートで参加いただきました。
今回の第一セミナーでは、「社会的共通資本としてのインフラとそれを守るための技術」と題しまして、ご講演を頂きました。
橋を勉強するために、美大の先生を呼んで学生に「橋の絵」の風景画教室をしているというのが特に斬新でした。同じ橋を描くにあたって、ひとりひとり全く違う視点からその橋を見ている・・・。考えてみれば当たり前のことでも知識を前提に物事を捉えると、ついつい1つの答えに縛られがちになってしまいます。
満たされるべき3つの「E」=「efficient」、「Economical」、そしてそこに「Elegant」という美術的観点が入ることで、可能性が更に広がって見えてくるような気がしました。「競争」と「協創」をうまく融合させ、土木事業に取り組んでいこうと思います。
藤野先生、本日は貴重なご講演ありがとうございました。
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9月25日(土)に「令和3年度 社内研究発表会」を開催しました。
今年度は、抗原検査の実施、聴講者の分散のためのサテライト室の設置、遠方の方にはリモートで参加していただくなど、コロナ対策を徹底して開催しました。
リモートでは、幡多支店、徳島事務所に加え、ミャンマーの新入社員の3名も参加して頂きました。日本とミャンマーでは2時間半の時差があるため、ミャンマーの社員は朝早くからの参加ご苦労様でした。
この発表会の目的は、思考力、文章力及びプレゼンテーション力の向上です。
各部署の取り組みも格段に良くなっており、年々発表のレベルが上がってきています。
今年も20名の発表者が、業務と並行して論文やPPTの作成、発表の練習に夜遅くまで励んでいました。
発表者の皆様、本当にお疲れ様でした。発表者の今後の活躍に期待します。
今回の特別講演は、高知高専ソーシャルデザイン工学科准教授の近藤拓也先生にお願いしました。
ご自身の経験談や高知高専での取り組みについてお話頂きました。生徒に対する熱い思い、文書やプレゼンテーションの重要性など、とても興味深い内容で、皆真剣に先生のお話を聞いていました。今後の我が社での若手に対する教育において、大きなヒントとなる内容も多かったのではないでしょうか。
近藤先生、お忙しい中貴重なご講演をありがとうございました。
上野技術顧問、國島技術顧問より講評をいただいた後、優秀発表者の表彰式を行いました。
今年度の最優秀発表賞を勝ち取ったのは調査補償課の西村桃花さんです。
かわいらしい手描きのイラストをふんだんに使ったスライドは素晴らしいものでした。西村さん、おめでとうございます!
惜しくも優秀発表賞となった3名を含む他の発表者も、次は是非最優秀発表賞を目指して頑張ってください。今年度もコロナの影響があったものの、無事に発表会を終えることができました。
来年はコロナが無事に終息し、全員参加の発表会を開催できることを願っております。
発表者の皆様、ご協力いただいた関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。
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