弊社では人材育成、社員教育に力を入れています。「社員の成長なくして企業の成長なし」と考えているからです。その一環として、愛媛大学の社会基盤メンテナンスエキスパート(ME)養成講座に毎年、若手社員一人を送り込んでいます。今年は、調査部インフラ調査課の公文海斗が受講生として参加しました。
弊社の右城社長は、愛媛大学ME養成講座で、「擁壁の設計と維持管理」(2コマ)、「落石、擁壁の点検と診断・補修」(2コマ)を担当しています。
本日、本社南駐車場にて、9月から着工する福利厚生複合施設の起工式神事を執り行いました。 斎主は当社が毎年年始に参拝する土佐神社にお願いし、また施工会社の株式会社岸之上工務店様からは、岸之上社長、渡辺専務様にもご出席いただき、工事の安全を祈願いたしました。株式会社岸之上工務店樣には7年前の本社社屋建設でもお世話になっています。
当施設は、鉄骨造・地上3階建、延べ面積1057.49㎡。1階部分は、玄関以外は駐車場とし、2階には食堂や社員寮、3階部分は体育室等の多目的ホールとして、従業員が気軽に利用できる健康器具等を設置し、クラブ活動のほか、よさこい踊りの練習場としても利用することにしています。 完成は来年7月下旬を予定。
来年、当社は創立60周年を迎えます。当施設の建設はその記念事業の一つとして計画されたものであり、コロナ禍が収束し、創立記念式典と当施設の落成式を盛大に挙行できることも合わせて、祈願いたしました。
「その日が来る前に・・・」と題して山田太鼓の演奏会が高知県立美術館ホールでありました。
西岡均氏(64歳)が山田太鼓伝承会を設立して今年が35周年目、定期演奏会を始めて25回目という節目の年にあたります。
弊社では山田太鼓伝承会を応援するため、社員とその家族の希望者20人分のチケットを購入させていただきました。
西岡氏は身体が癌に冒されており、相当しんどかったと思います。これが最後と覚悟を決め、気力を振り絞った演奏には、鬼気迫るものを感じました。
和太鼓、竹笛、ドラの音は、聴衆の心を強く揺さぶりました。
1時間45分のライブ終了後、「素晴らしかった、感動した」との声があちこちから聞こえてきました。
「測量の日」関連事業として、毎年、国土地理院の主催で地図と測量に関する理解を深めていただくことを目的に「測量・地図学習会」が開催されています。今年は高知県立高知農業高等学校の環境土木科2学年生(17名)を対象に、国土地理院による講義と高知県測量設計業協会による測量実習を行いました。
測量実習には、弊社から7名が講師として参加し、UAVの飛行、地上レーザスキャナによる3次元計測、GNSS測量機と電子平板による3次元座標の観測、UAVレーザ測量機器や自動追尾TSの展示・説明など、最新の測量技術に関する実習を行いました。
UAVの飛行 | 地上レーザスキャナの3次元計測 |
GNSS測量機と電子平板による観測 | UAVレーザ測量など最新測量技術の説明 |
土木学会四国支部総会が香川県高松市で開催されました。総会では、令和3年度土木学会四国支部賞の表彰式が行われ、受賞者を代表して弊社から2名が出席しました。
支部賞受賞は下記の2部門です。
【技術活用賞】
業績名:「土木遺産のレンガ積み覆工からなる山岳トンネルの補修補強計画」
受賞者:西川徹、公文海斗、芝田和仁
【地域技術賞】
業績名:「被災した落石防護柵の吸収エネルギーの推定と等価摩擦係数法による落石運動エネルギーに関する考察」
受賞者:岩瀬誠司、右城猛、長山学史
今回の受賞論文は、いずれも高知県における課題・目標に向けて会社全体で取り組んできた業務・研究で有その功績が認められ受賞となりました。
今後も地域を守る会社として、高知県の課題解決に向け全力で取り組んでいきたいと考えております。