平成23年10月、国道195号(通称あけぼの街道)のうち、高知工区(高知市弥右衛門~南国市岡豊町中島)暫定2車線(1部4車線)として開通しました。
あけぼの街道は高知市から土佐山田町に至る現国道195号の交通渋滞と幹線機能の充実による地域の発展を目的とした、4車線の新設バイパス道路です。
弊社は、あけぼの街道のうち高知工区における道路実施設計、交差点設計、構造物設計、内水解析等を行いました。
平成10年には、計画地の一部が高知豪雨により浸水被害を受けたことから、その後の設計では道路整備後の豪雨時における周辺地域への影響を解析したうえで、規模の大きい排水路の整備、避溢ボックスの設置などの排水対策の強化を行いました。また、道路周辺が農地であったことから、道路整備による農地への影響を極力抑えるように配慮するとともに、周辺の用水路を細部まで調査し、現状の機能が確保できるよう復旧計画を行いました。